確定申告の為替換算ツール
ドル建ての売上を、取引日の相場で1件ずつ円に直して合計します。
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確定申告の為替換算ツールの使い方
- 売上を1行に1件ずつ、日付と金額 (ドル) の順に入力します。表計算の2列をそのまま貼り付けられます。
- 取引金融機関が公表する相場を、相場の表に「日付 相場」の形で入力します。行の3つ目に相場を書けば、その行はその相場で計算します。
- 月ごとの相場で計算するときは、相場の表に「年月 相場」の形で入れます。
- 円未満の扱いを選びます。
- 数字を試すだけなら「サンプルを適用」を押します。下の「計算の例」と同じ値が入ります。サンプルの相場は例の値で、実在の相場ではありません。
結果の表は「表計算に貼れる形でコピー」で、タブ区切りのまま帳簿に貼り戻せます。日付は「2026-01-05」「2026/1/5」のどちらでも読み取ります。
計算のしくみ
所得税基本通達57の3-2は、外貨建ての取引を、取引を計上する日の電信売相場 (TTS) と電信買相場 (TTB) の仲値 (TTM) で円に換算することを原則にしています。相場は、原則として主たる取引金融機関のものを使います。事業所得や雑所得では、継続して使うことを条件に、売上をTTBで換算することや、前月の平均相場のような1か月以内の平均値を使うこともできます。
このツールは、どの相場を使うかを決めません。利用者が入れた相場で、次の順に相場を当てて計算します。
1. 行の3つ目に書いた相場
2. 相場の表の、取引日と同じ日付の相場
3. 相場の表の、取引日の年月の相場 (月ごとの相場を使う月)
4. 相場の表の、取引日より前の最も近い日の相場 (土日祝など相場の無い日)
円換算 = 金額 × 相場 → 1行ずつ円未満をそろえる
合計 = そろえた円換算を足す
4は、通達の注3(1)の「当該日に為替相場がない場合には、同日前の最も近い日の為替相場による」に当たります。使った相場が取引日より7日を超えて古いときは、相場の表の抜けを疑って知らせます。
円未満の端数の扱いは、通達に定めがありません。帳簿に1件ずつ円で記帳する形に合わせて1行ずつそろえ、その合計を出します。既定の切り捨ては、Trade Forceが入金額を円に直すときの扱いに合わせたものです。返金などの負の金額は、正の金額と同じ大きさにそろえます。
計算の例
4件の取引を、相場の表 (1/5は148.25・1/6は147.80・1/9は147.50・1/13は146.90・2月は150.10) で、円未満を切り捨てて換算します。相場は例の値です。
1/5 $52.24 × 148.25 (同じ日) = 7,744.58円 → ¥7,744
1/10 $120.00 × 147.50 (前の日 1/9) = 17,700円 → ¥17,700
1/13 -$15.00 × 146.90 (同じ日) = -2,203.5円 → -¥2,203
2/14 $89.99 × 150.10 (2月の相場) = 13,507.499円 → ¥13,507
合計 $247.23 → ¥36,748
1/10は土曜日で相場が無いため、前の最も近い日 (1/9) の相場を当てています。
eBay輸出での使いどころ
- 年末に1年分の売上を、取引日ごとの相場で円にそろえるとき
- 毎月の締めで、その月の売上を帳簿に円で記帳するとき
- 月平均の相場を継続して使う方針で、月ごとの相場から計算するとき
よくある質問
Q1.相場はどこで調べればいいですか?
原則は、自分の主たる取引金融機関が公表する相場です。多くの銀行が、日ごとの電信売相場・電信買相場・仲値を公表しています。このツールは相場を取りに行かないので、使う相場を自分で入れてください。毎年同じ考え方で選んだ相場を使い続けることが大切です。
Q2.Payoneerやeバンクの入金のレートを使ってもいいですか?
通達の原則は取引日の仲値です。合理的な相場を継続して使っている場合はそれも認めるとされていますが、入金のレートが当てはまるかは取引の内容で変わります。迷うときは、税務署か税理士に確かめてから方針を決めてください。どの相場を使っても、このツールの計算のしかたは同じです。
Q3.土日や祝日の取引はどうなりますか?
相場の表にその日の相場が無ければ、前の最も近い日の相場を当てます。通達の注3(1)の扱いと同じです。相場の表に入れた日付だけで判断するので、平日でも相場の表に無い日は前の日の相場になります。表の抜けに気づけるよう、7日を超えて古い相場を使った行は知らせます。
Q4.入力した売上はどこかに送られますか?
送られません。計算はこの端末のブラウザの中だけで行い、入力はURLにも保存しません。売上の明細は事業の数字なので、アクセス解析の記録にも残さない作りにしています。そのため、共有のボタンも置いていません。
注意事項・免責
このツールは、入力した相場で掛け算と合計を行う計算の道具です。どの相場を使うべきか、TTBや平均相場を使えるかは、取引の内容と継続適用の条件によって決まります。相場の選び方や申告の方法は、eBay輸出の確定申告は月次でさばくでも解説していますが、最終的な判断は国税庁の通達と、税務署や税理士の助言にもとづいて行ってください。Payoneerなどの入金サービスのCurrency Conversionの手数料は、ここでの円換算とは別の費用です。
参考情報
制作・監修: Trade Force 運営チーム
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このツールの更新履歴
- 2026-10-11追加#30
ドル建ての売上を、取引日ごとの相場で1件ずつ円に換算して合計するツールを公開しました。土日祝は前の最も近い日の相場を当て、月ごとの相場でも計算できます。
計算が違う・こんなツールがほしいときは、誤りの報告・ツールの要望からお知らせください。直したものは更新履歴に残します。